2020年2月18日、アフタヌーンティー・ティールーム 町田東急ツインズにて、「ミルクティーのバリエーションを楽しむ」と題したTEAワークショップ【ベーシック】が開催されました。
お客様がお揃いになり、店長、スタッフより自己紹介を交えて挨拶させていただきます。全体の流れをご案内し、お客様にも自己紹介をしていただくと、場の雰囲気もぐっと和みます。
ミルクティーを美味しく楽しむ季節もそろそろ終盤ということで、今回はミルクティーに最も向くと言われる「アッサム」の茶葉で、「美味しい淹れ方」を体験していただきました。
前半のデモンストレーションが始まります。CTC製法(丸い粒状)の「アッサム」の茶葉5gに使う熱湯の分量は350ml。茶葉を蒸らすガラスのポットとティーポットを2つ用意します。ガラスのポットをよく温め、そのお湯をティーポットに移してティーポットを温めておきます。先に温めたガラスのポットに茶葉を入れ、沸かしたての熱湯を注いでふたをして、蒸らすこと3分間。小さな丸い粒状の茶葉は上下に踊るようにジャンピングします。そしてゆっくり膨らんで、葉の持つ旨みをじっくりとお湯に移して行きます。時間が来たら茶こしを使って、ティーポットに移します。最後の一滴までしっかりこします。
テキストに沿ってデモンストレーションをご覧いただいた後は、皆さまの実践がはじまりました。
ガラスのポットをよく温めて茶葉を入れたら、熱湯を注いでふたをし3分蒸らします。
丸い粒状の「アッサム」の小さい茶葉がジャンピングする様子は、なんとも愛らしく、静かに見入っておられる方も。茶こしを湯通しして最後の一滴までしっかりこします。
ティーカップに注いで、まずはストレートで淹れたての「アッサム」をひと口味わっていただきました。セカンドフラッシュの茶葉のみを使用しているので、香りも豊か。甘みも感じられます。
さてここからは、美味しいミルクティーの、「紅茶とミルクのベストバランス」の体験です。ティーカップ1杯の紅茶に、ティースプーン4杯のミルクを加えます。美味しいミルクティーの色は、濃すぎず、ベージュに寄りすぎない(白っぽくならない)、赤茶色系にベージュが混ざったような色味になります。
ミルクのまろやかなコクと、「アッサム」のしっかりとした渋みを絶妙に感じるベストバランス。
「美味しい!」、「ベストな配分があるんですね!」等々、お客様からも、「知ることができてよかった」とご好評いただきました。
この後、ミルクティーに苺のハチミツマリネを入れるアレンジを体験していただきました。苺をハチミツに漬けておくと果汁が出て、薄紅色のシロップができます。このシロップと苺をミルクティーに入れて、食べながらお飲みいただく季節のアレンジ。こちらも美味しく、お楽しみいただきました。
最後は、「マサラチャイ」の作り方をデモンストレーションでご紹介し、試飲していただきました。
マサラはヒンディー語で「混ぜる」、チャイは「茶」を意味する言葉です。4種のスパイスを煮出してアッサムのティーバッグを入れ、さらに煮出した後にミルクを加えて、沸騰させないように温めます。甘みにはきび砂糖を。「スパイス、ミルク、砂糖の配分がちょうど良い!」、「チャイは苦手だったけれど、自宅でも作れそうです、美味しい!」等々、お言葉をいただきました。
ティータイムには、「苺のスコーン」にブルーべリージャムとホイップを添え、「フレッシュ苺のショートケーキ」(ハーフサイズ)を盛り合わせてサーブ。お客様とスタッフとの会話も弾み、時にドッと笑いの渦が沸き起こり、皆さまゆったりと寛いでお楽しみいただきました。
次回のTEAワークショップの開催につきましては、改めてブランドサイト等でご案内する予定です。 何卒ご了承いただきますようお願いいたします。