2017年11月21日に、アフタヌーンティー・ティールーム フレル・ウィズ自由が丘(東京都目黒区)で開催された「スペシャルTEA workshop」のレポートをいたします。
窓から差し込む光が美しいフレル・ウィズ自由が丘では、5種類のスパイスと6種類の花のハーブ(+アラザン)からお好みのものを混ぜて、オリジナルの紅茶をつくるスペシャルバージョンで開催しました。
使う茶葉は「アフタヌーンティーブレンド」と「アッサム」。
弊社スタッフでもある、ティースペシャリストの平野裕子によるデモンストレーションが始まります。
ハーブやスパイスを茶葉にミックスすると、どんな味わいになるのかイメージしやすいように、ハーブのミキシング2タイプをストレート、スパイスのミキシングはミルクティー、合わせて3タイプの紅茶を淹れて試飲していただきました。
「アフタヌーンティーブレンド」には、ローズバッズ、コーンフラワー、ヒース、オレンジブロッサム、エルダーフラワー、カモミールを、それぞれを3種類ずつ混ぜて淹れていきます。
「アッサム」には、チャイなどにもよく使われるカルダモン、シナモン、ジンジャー、クローブを混ぜ、ポイントにピンクペッパーを効かせたミルクティーに仕上げます。きび砂糖で少し甘みをつけると味に奥行きがでます。
淹れた後の茶葉とスパイス、ハーブの香りも楽しみのひとつ。
デモンストレーションと試飲のあとは、いよいよオリジナルの紅茶づくりです。11種のスパイスとハーブが並んだ様子に、みなさん「わぁ!」と目を輝かせてみていらっしゃいました。それぞれの特徴や期待される効果など、丁寧に聴いておられる方も。
目に留まったもの、直観、インスピレーションを大事にしながら、味の組み合わせをイメージしつつ合わせてみます。
ミキシングが始まると、皆さんそれぞれ作業に集中。
黙々と向き合われ、静かな時間が流れます。
モヘアの毛糸でラッピングすると、この時期、ちょっとしたプレゼントにも!みなさん、上手にリボン掛けされていらっしゃいました。
ミキシングも終盤にさし掛かり、場の雰囲気もより賑やかに。
ミキシングが仕上がったところでティータイム。
「オレンジアールグレイのショートケーキ」、「スコーン」に「苺のティージャム」と「ホイップクリーム」を盛り合わせたスイーツに合わせて、この秋、新たに加わった「ファイブオクロックティー」がサーブされました。旬のダージリン・キームンに、ジャスミンティーがブレンドされたお茶は、アールグレイの風味にもすっきりとよく馴染んで、スイーツとも好相性。
ティータイムをお楽しみいただきながら、最後にアレンジティーをご紹介。季節限定のフレーバーティー「ダブルアップルティー」を使ったりんごのミルクティーです。
小さくカットしたりんごに、コンデンスミルク、すりおろし生姜を混ぜ合わせて一晩おいたものを、紅茶に加えます。すると、ほんのり甘くてさわやかなミルクティーに早変わり!
生姜がピリッと効いたりんごミルク、好評でした。
自分流の紅茶づくりにトライしていただいた皆さまからは、「ティータイムの幅が広がりました。」や「苦手だったハーブが好きになりました!」などと、嬉しいお声をいただきました。
TEA Workshopは、季節ごとのテーマをもって、今後も開催を予定しています。
次回をどうぞ、お楽しみに!