2022/10/26、アフタヌーンティー・ティールーム フレル・ウィズ自由が丘にて、ティーフェスの特別企画、スペシャルワークショップ イラストレーター利光春華さんと「ティーポットにペイントしよう!」を開催しました。
個室にもなるスペースに、利光さんがひとつひとつ手書きで下絵を描いたティーポットとペイントに使う筆などをセッティングしてお客様をお迎えします。ティーポットの下にあるランチョンマットもこの日のために利光さんが作ったお手製です。
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ペイントに使う絵の具も利光さんが素敵に配色して、ご用意してくださいました。
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いよいよスタート。利光さんには、いままでに何度かシーズンテイクアウトアイテムのパッケージイラストを手掛けていただいていることもあり、お客様の中にはノベルティのトートバッグを持ってご参加してくださった方もいらして、とても和やかな雰囲気でワークショップがはじまりました。
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今回のワークショップでペイントするティーポットは、ティールームでは温かい紅茶のティーポットとして使用し、リビングでも定番シリーズとして長く愛され続けている、オリジナルの茶器“Afternoon Tea パラレルシリーズ”。そのティーポットの生産工程で廃棄予定となっていたものを活用しています。
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「“Afternoon Tea パラレルシリーズ”は紅茶がおいしく淹れられるように作られています。今回は、わずかに小さく製造され規格から外れてしまったティーポットを利光さんとみなさんと、楽しく生まれ変わらせることが出来たらと思って、ワークショップを企画しました。ぜひ、素敵なティーポットを作ってください。」ワークショップの企画担当者からもご挨拶をさせていただきました。
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テーブルに用意された太さの違う2本の筆を使い、「花びらなど広いところをペイントするのは太い筆、細かなところをペイントするときは、細い筆を使ってみてください。
でも、細い筆のほうが使いやすい方はそのまま細い筆を使ってでもいいですよ。」
「最初は大きな部分から塗りはじめて、色は物足りないと思うぐらいの薄さで止めておくと後で補正しやすいです。」利光さんのアドバイスを受けて、みなさん思い思いにペイントしていきます。
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花びらは隙間を残してペイントすると風合いを演出出来たり、割れているところを濃くペイントすると立体感が出たり、ポイントを押さえながら自由にペイントをしていきます。
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絵付けははじめての方ばかりでしたが、みなさんとても上手にペイントをされて、あっという間にティーポット部分が出来上がり、今度は蓋の部分のペイントに。
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蓋のボーダー部分は、太い筆を使って下絵をなぞりながらペイントしていきます。利光さんがお手本を見せてくださいました。まっすぐに線をひくのがちょっと難しいのですが、「ちょっとずれたりしても、それも個性になって素敵ですよ。」のひとことに励まされ、参加してくださったみなさんも笑顔で会話をしながら、最後の仕上げをしていきます。
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みなさん、素敵なティーポットが出来上がりました。ペイントしたティーポットはお持ち帰りいただき、ご自宅のオーブンで焼成したら完成です。どんなティーポットになるか楽しみですね。
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それぞれ個性あふれるティーポットが仕上がったら、ティータイムのはじまりです。オリジナルの茶器“Afternoon Tea パラレルシリーズ”で、淹れたての紅茶とアフタヌンティーセットをお楽しみいただきました。
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「とても楽しかったです。」というお声もいただき、私達にとても嬉しい機会になりました。ぜひ、世界にひとつしかないティーポットで、ご自宅でも素敵なお茶時間を楽しんでいただければと思います。
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- 本ワークショップは、新型コロナウィルス感染対策を考慮の上、実施いたしました。