さまざまなアーティストを迎えて展開するAfternoon Tea TEAROOM のテイクアウトパッケージ。今回はピースフルな作品が魅力的なテキスタイルデザイナーの櫻井マナミさんにデザインや思いについてのお話を伺いました。
Afternoon Tea TEAROOM（以下Afternoon Tea）：数々の著名デザイナーを輩出するイギリスの名門芸術大学に通われていたと伺っています。紅茶の本場でもあるイギリスでは、どのような暮らしをされていたのですか？
櫻井マナミさん（以下櫻井さん）：友達の家に遊びに行くと、まず「ミルクとシュガーは？」と聞かれるくらい紅茶が暮らしの一部になっていました。ティータイムはミルクティーとビスケットが定番で、昼も夜も人が集まるおしゃべりの場所には必ず紅茶がありました。
Afternoon Tea：素敵ですね！今回の絵柄にはどんなストーリーを込められたのでしょうか？
櫻井さん：「ロンドンの夏のピクニック」をテーマにしました。ロンドンでは夏の暑い時期が短いので、お天気がいいとみんなこぞって公園にピクニックへ行くんです。紅茶やビスケット、サンドウィッチを持ち寄っておしゃべりしたり、一人で寝転んで本を読んだり。子供のバースデーパーティをする人たちもいて、夏の公園はいつも大賑わい。今回のパッケージは、そんな風にお日様の下で自由に紅茶を楽しむピクニックをイメージしました。パッケージを通してあたたかな心地を感じてもらえたら嬉しいです。
Afternoon Tea：今回登場しているパッケージの中には、ティータイム後も愛用できる缶のバスケットもあります。
櫻井さん：そうなんです！私もとても気に入っていて、お菓子と紅茶を楽しんだ後は、裁縫道具入れとして活用する予定です。取手付きだから、ピクニックのお供にも最適ですよね。友人も多く購入してくれたそうで、お子さんの宝物入れに使っているという声も聞きました。私は自宅やアトリエにいろんな種類の紅茶を常備しているのですが、パッケージ買いも多々。かわいいパッケージが並んでいるだけで楽しい気分になるんです。
Afternoon Tea：その気持ち、すごくわかります。
櫻井さん：今回はティータイムが明るく楽しくなるように想いを込めてデザインしたので、ぜひ箱や缶のままテーブルに出して、カラフルなお茶の時間を楽しんでほしいですね。
Afternoon Tea：櫻井さんは普段より生地の環境への配慮などを意識した活動でも知られています。今回の限定トートバッグには再生ポリエステル繊維を100%使用しているのもポイントですよね。
櫻井さん：そうなんです。再生繊維で作れると聞いてとても嬉しかったです。私のブランド「MANAMI SAKURAI」では、コットンやリネンなどの天然繊維を使ったテキスタイルがメイン。なるべくオーガニックのものを選ぶなど、限りある資源を大事に使いながら、デザイナーとして暮らしに楽しさを届けていけたらと思っていて。今回のトートバッグは、生地は軽くてもしっかりとしているので、お出かけにぴったりですね！汚れや濡れにも強そうなので、ぜひピクニックでも愛用してもらえたら嬉しいです。
Afternoon Tea：最後に。櫻井さんにとってティータイムとは？
櫻井さん：何気なく過ぎてしまう時間のなかで一休みして、ゆっくりと時間を過ごす。それが私にとってのティーテイムです。紅茶を手にしながら自分自身と会話をしたり、友達と過ごす。そんな素敵な時間をこれからも大切にしていきたいと思っています。
夏のティータイムを楽しむアイテムが、テキスタイルデザイナー櫻井マナミさんの描く、ロンドンの夏のピクニックをイメージした限定デザインのパッケージで展開中！
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