長老サンタさんが暮らす北欧には、本場ならではのクリスマス文化がいっぱい! 北欧では12月1日からがクリスマスの始まりで、毎週さまざまな準備をしながらクリスマス当日までを楽しく過ごしています。
日本でただひとりの公認サンタクロース、パラダイス山元さんにクリスマスの正しい過ごし方を教えてもらいました。
For Special Christmas①
【アドベントカレンダーを作ろう】
▼グリーンランド国際サンタクロース協会・公認サンタクロース
パラダイス山元さん
「アドベント(Advent)とは待降節とも言われ、クリスマス前までの4週間を表しています。本場のクリスマスは、1から24、または25までの日付が降ってある紙や布を付けたアドベントカレンダーを作り、毎日ひとつ開けて、クリスマスまでの時間を楽しんでいるのです。その中にお菓子やおもちゃを入れれば、毎日がワクワク気分!」
せっかくならアイデアを加えた自作のアドベントカレンダーを作ってみませんか?
今回はハンガーに日付を降った封筒をぶら下げるだけの簡単仕様。
ツリーをイメージしたハンガーの布が、クリスマス気分を盛り上げます。
For Special Christmas②
【お部屋をきれいに片付けよう!】
▼グリーンランド国際サンタクロース協会・公認サンタクロース
パラダイス山元さん
「クリスマスイブの夜、サンタさんは子ども達にプレゼントを運ぶために私たちの家を訪れます。でも、お部屋が散らかっていると、暗い部屋でおもちゃを踏んづけたり、転んでしまうかもしれません。
サンタさんを気持ちよく迎えるためには、お部屋をきれいにしておくのが大切。本場では、これがクリスマスの重要な儀式と言われています。クリスマスを機に、子ども達にお片付けの大切さを教えてあげましょう。」
大切な儀式を済ませて、よい子にしていれば、きっとみなさまのお宅にもサンタさんが訪れてくれるはず!
For Special Christmas③
【サンタさんに手紙を書こう!】
▼グリーンランド国際サンタクロース協会・公認サンタクロース
パラダイス山元さん
「サンタさんは、1年間いい子にしていた子どものもとだけにプレゼントを持って訪れます。つまり、クリスマスの目的はプレゼントではなくて、サンタさんが我が家に訪れてくれたことに感謝をする日。手紙はサンタさんから届くもの、と思っている人も多いかもしれませんが、本場北欧ではサンタさんに送るのが慣例なのです。
そんなストーリーを子ども達に伝えながら、1年間の想いを手紙に書いてみては?
まだ文字が得意じゃない子は、ママやパパと一緒に絵手紙でもOKです!サンタさんへの気持ちが詰まった手紙は、イブの夜、枕元に置いておきましょう。『HO! HO! HO!』と笑顔に溢れるサンタさんに出会えるかもしれませんよ。」
オリジナルのレターセットがこちらからダウンロードできます。
For Special Christmas④
【サンタさんにジンジャークッキーとホットミルクを用意しよう!】
▼グリーンランド国際サンタクロース協会・公認サンタクロース
パラダイス山元さん
「クリスマスイブの夜は、枕元かクリスマスツリーの下に、サンタさんへのお手紙・ジンジャークッキー・ホットミルクを用意しておくのが本場北欧の習わし。
ジンジャークッキーはサンタさんの大好物なんです。みんなが寝静まった頃、こっそり訪れてくれるサンタさんに感謝の気持ちを伝えましょう。トナカイさんの大好物であるニンジンもあれば、さらに喜んでくれるはず。
本来のクリスマスは『家族の絆を確かめ合う日』です。さまざまな準備を共にした家族時間も、きっと素敵な思い出になっているはず。クリスマス当日は、美味しい料理を囲みながら、家族である喜びをぜひ語り合ってみてください。」
今年も笑顔溢れるクリスマスになりますように!
Happy Christmas!
<教えてくれたのは>グリーンランド国際サンタクロース協会公認サンタクロース・パラダイス山元さん
1998年7月、アジア地域から初めて選出された「グリーンランド国際サンタクロース協会」(本部:デンマーク)の公認サンタクロース。福祉施設や小児病院などの訪問のほか、日本に正しいクリスマス習慣を啓蒙すべく、日々奮闘中。