spice of a day

SHOP検索 MENU

紅茶のレッスン

紅茶のクオリティーシーズンについて

国や産地ごとに異なる個性を愉しもう!

紅茶は世界中の様々な国で生産されていますが、茶葉の生産に適した気候は、たくさんの降雨量と高い気温。代表的な産地として知られるのは、インド、ケニア、スリランカ、インドネシア、中国などです。
その土地その土地の気候・風土により様々な個性ある茶が育まれます。

世界三大銘茶は、ダージリン、ウバ、キームン

紅茶の世界三大銘茶というとダージリン、ウバ、キームン。それら3つに共通する特徴が標高の高い土地であるということ。良質の紅茶はティーベルトと呼ばれる赤道から北回帰線あたりの山岳地帯に存在します。産地ごとに香り、味わい、水色(すいしょく)に特徴があり、その違いがわかるようになると、紅茶の世界がより広がっていきます。

India インディア

India インディア

世界最大の紅茶産地であり、紅茶の消費国です。生産地は大きく分けて、北と南に分かれます。北東インドではダージリンとアッサム、ドアーズ。南インドではニルギリが有名です。北東インドでは3~11月くらいまで収穫があり、冬は生産されません。南インドでは一年を通じて生産され、国内消費用の供給地とされています。

Darjeeling ダージリン

特徴:
マスカテルフレーバーと呼ばれるさわやかな味と香り。
水色:
赤みの薄いオレンジ
おすすめの飲み方:
ストレートティー
クオリティーシーズン:
3~4月 ファーストフラッシュ
5~7月 セカンドフラッシュ
9~11月 オータムナル

ダージリンとは地方の名前で、東ヒマラヤ山麓のおよそ標高500~2000mの高地に位置しています。標高が高いため、昼夜の温度差が激しく、霧の発生しやすい気候が特徴です。この霧によってダージリンティーの特有な香り(マスカテルフレーバー)が生まれます。水色は薄いオレンジ色で爽快な香りと適度な渋みがあり、のど越しがよく、さっぱりとした後味。ストレートティー向きです。

Assam アッサム

特徴:
芳醇なモルトフレーバー。クセがなく、強い味わい。旨みの基となるタンニンが多い。
水色:
深みのある赤褐色
おすすめの飲み方:
ミルクティー
クオリティーシーズン:
4~7月 セカンドフラッシュ

1823年から1831年にかけて「茶の樹」が発見されました。
温帯多雨の気候が、紅茶の栽培に適しています。広大な平原が広がり、どんどん芽吹く茶葉を大量に収穫します。水色は鮮明で赤褐色。濃厚で強い味わいがあります。また、芳醇な香り(モルトフレーバー)も特徴です。ミルクティーに向いています。

Srilanka スリランカ

Srilanka スリランカ

別名をセイロン紅茶。島南部の中央山脈中高地に、代表的な産地が集中しています。島は縦半分に東側と西側に分かれます。モンスーン(季節風)が吹き、その影響で異なる時期に雨を降らせます。その雨の後に乾季が訪れ、水分を含んだ茶葉が最高の香りを放ち、クオリティーシーズンの到来となります。
セイロン紅茶は標高によって3つに分類されます。1200m以上の高地で、冷涼な気候のもと栽培されるのが、最高級品とされるハイグロウンティー。ウバ、ディンブラ、ヌワラエリアなどが主な生産地です。600m以上の中地で栽培されるミディアムグロウンティーは、キャンディーなどが主な生産地。600m以下で栽培される紅茶をロウグロウンティーと呼ばれています。

Uva ウバ

特徴:
刺激的でさわやかな渋みとコクのある味わい。サロメチールのような香りは、ウバフレーバーと呼ばれている。
水色:
明るい真紅色
おすすめの飲み方:
ストレートティー、ミルクティー

中央山脈の東側にある高地で産出される世界三大銘茶のひとつです。水色は、明るいオレンジ色。爽快な渋みと味が特徴です。特上品にはサロメチールを思わせる刺激的な香りがあり、珍重され高値がつきます。

China 中国

China 中国

お茶発祥の地。お茶の文化、喫茶の文化ともに始まりの地です。主に生産されるのは、緑茶を含む中国茶。紅茶の生産量はさほど多くありませんが、世界三大銘茶のひとつであるキームンが英国などで珍重されています。その他、松の木で燻して着香する、オリエンタルなスモーキーフレーバーで人気のラプサンスーチョンなどが知られています。

Keemun キームン

特徴:
燻したようなスモーキーフレーバー。渋みが少なくエキゾチックな印象。
水色:
深みのある赤。
おすすめの飲み方:
ストレートティー、ミルクティー、アイスティー

安徽省南部の祁門県附近で生産される紅茶です。この地方は、夏は暑く、雨が非常に多く、年間通して温暖で湿度の高いところです。その影響で濃厚な霧が立ち込めます。温暖湿潤な気候で作られるこの地の紅茶は、燻したような香りが特徴、渋みが少なく甘みを感じる味わいで、どこか気品を感じる味わいです。水色は深みのある赤。